どうもぐみんです。最近気づいたことがあります。
依存の勉強しているうちに世の中の多くのものが依存性があることに気付きました。というか定義の取り方にもよりますが、依存性のないものなんてこの世に存在しないんですよね。
大なり小なり、必ず人は何かに依存しながら生きている。依存で問題になるのは、その依存のせいで生活が壊れてしまうか否か。なので生活を壊すほどの強い依存でなければ問題にはなりません。
しかし何があなたにとって危険な強い依存になるか、それは誰にも分かりません。現代には依存性の高いものが溢れかえっていますし、これからもたくさんの依存性の高い商品やサービスが登場するでしょう。
たまにこんなセリフを見る事があります。「この良さを知らないなんて人生損してるよ」謎の人生損してるよ理論です。
しかし本当にそうでしょうか?そもそもそんな物があると知らなければ人生損してるとすら思わないじゃないですか。むしろ知ることでその行為や物質に強く依存してしまい、人生が変わってしまうこともあるかもしれません。
依存に囚われないという意味で、楽しいことは知らない方が幸せなこともあるものです。
以前お酒が大好きで辞められない友達に、「お酒に出会わなければ、依存することも太ることもなかっただろうし。だから実はお酒の味は知らない方が幸せだったかもよ?」と言った事があります。
友達に、「お酒のない生活なんてありえない。それにしてもお前、悟り開いてんなー。まるで仏教を極めた人みたいやで」と言われました。なるほど他人からみると私はそう見えてしまうのか。
ちなみに私は無宗教ですし、お酒を飲むことはめったにありませんが、人生損してるなんて思った事はありません。価値観の違いと言ってしまえばそれまでです。ですが、少なくともお酒の快楽を知ることはなければ私の友達は太る事もなく、お酒を飲みまくることのない別の幸せな人生もあったかもしれないなと思いました。
知らない事で不幸せになることもありますが、知ったからといってそれが幸せになるとは限らない。みなさんはどう考えますか?
※コメントは記事公開から2週間の間のみ受け付けています