【レビュー】象印の炎舞炊き4合モデルは扱いやすさが最高です

雑記
雑記

どうも、炎舞炊きって打とうとすると、演舞炊きになるぐみんです。今日は炊飯器を買い替えたのでレビューしていこうと思います。どうせ買うならと思って象印の炎舞炊きの4合モデルを買ってみました。

果たして、高級炊飯器で炊くお米はおいしさに違いがあるのでしょうか?

購入した理由

まず炊飯器を買い替えた理由ですが、今まで使っていた炊飯器で炊くごはんがくさかったからです。

もう約10年ほど前のモデルで、どう考えても買い替え時期は迎えています。我が家はお金がもったいないからか、使えるものは使い続けるスタンスなので、壊れない限り買い替えようとしません。

でもそうやって古い物を使い続けて、良いものに買い替えない方が、結果的に時間もお金も損をすると私は思ってるので、じゃあ自分がお金を出して買い替えようと思いました。

で、どうせ買うならやはり高級炊飯器かなと思ってました。味に違いがあるか、気になったからです。動画やブログで高級炊飯器のレビューを見ても、変わるって人と変わらないって人意見がバラバラなんですよね。じゃあ自分で確かめてみるしかないじゃんって思いました。

今まで使っていた炊飯器も古いものの、当時は割と上位のグレードのものだと母から聞いていたので、そこから味の違いが出るか気になったってのもあります。

炊飯器の選ぶ目安として、使いやすそうかどうかも基準にしました。結果、炎舞炊きの4合モデルが自分に丁度いいと判断しました。最終的な決め手をまとめると下のような感じです。

  • 現在は2人で住んでいるので4合サイズが丁度いい
  • 4合モデルなので他の5.5合の高級炊飯器より本体サイズや重量が小さめ
  • 内部がシンプルな構造でお手入れしやすい
  • 洗い物が内蓋2枚と内釜だけ

開封の儀

それではさっそく開封して中を見ていきたいと思います。人生初の高級炊飯器・・ワクワクします。

本体の前に立つしゃもじ。自立型のしゃもじが付属するのは嬉しいですね。本体と同じ黒色なのも嬉しい。自立するしゃもじは持ってるのですが、こっちの方が今まで使ってたしゃもじよりわずかに重く、重心のバランスが取れていて安定して自立して使いやすかったです。

紙類は取扱書のほかに、美味しい炊き方のコツやDVDなんかも付属していました。

取説書の中には簡単なレシピもカラーで入ってます。

というわけで本体のお披露目です。かっこいい!シンプルなデザインで扱いやすそう。

側面も無駄な段差が一切なくお手入れが簡単。

ディスプレイは既に時刻が表示された状態でした。内部電池で動いてるみたいですね。メニューは文字の黒色が、オレンジの背景の上に、大きな文字がハッキリ表示されていて、とても見やすいです。

液晶の位置も、以前の炊飯器は側面だったのが、炎舞炊きの液晶は上面にあるので、視認性が高くてとても良いですね。

内部はお手入れのしやすさを考えたフラット構造で、余計な溝がなくスマートです。更に内釜を取り出すときは、手を入れる部分が少しへこんでくれているので、取り出しやすくなってました。

奥側はさらにシンプルで、汚れてもさっと拭取りやすいです。

内釜と軽量カップです。軽量カップは普通の白米用と無洗米用のカップが2種類入ってました。内釜は一般的なシンプルな形でとても使いやすいです。重さは約1kg。

炎舞炊き以前のモデルだと、羽根つきで、とても重量があったので(約2kg)、毎日使うものとしては絶対使いたくないと思っていましたが、これは割と軽いので、毎日使っても苦にならない重さでした。

内蓋です。この内蓋は2枚構造になっていて、簡単にはずす事が出来ます。

今まで使っていた炊飯器と食べ比べてみた

ではでは、今まで使っていた炊飯器と食べ比べてみたいと思います。洗い方で違いが出ないように、無洗米で水を入れるだけで炊いてみます。

今回は2合炊いてみる事にしました。

炊飯時間は約1時間です。早炊きで約30分くらいになります。今まで使っていた炊飯器は、普通に炊いて35分くらいだったので、約2倍ですね。ただこの1時間は、吸水時間も含めての時間みたいです。

昔はよく、おいしいご飯を炊くなら30分は吸水させましょうとか言われてましたが、最近はそういった事をする必要なくなったんですね。時間管理しなくて良いのは助かります。

無洗米ならほんとに水入れてスイッチ入れて放置でいいです。

炊きあがたってすぐにほぐした写真がこんな感じ。お米はしっかり立ってるように見えますね。ちなみに炊飯後は、すぐにほぐした方がいいらしいです。

今まで使っていた炊飯器はこんな感じ。釜に白い痕がついてますが、ご飯自体はおいしそうに炊きあがってます。

というわけで2つ炊飯器でお皿に乗せて食べ比べて見ます。正直見た目の違いじゃ全く分かりません。この写真だけで違いが分かったらあなたは凄いです。

では実際に食べ比べてみた感想ですが、最初こそ食感や甘味が炎舞炊きの方がおいしいと思ったのですが、前の炊飯器も匂いは臭いものの、味はほぼ同じだなと感じました。ちなみに上の画像は左が炎舞炊きです。

それでも一口目は、炎舞炊きの方が僅かに優勢かなと思ったのですが、2口3口と交互に食べて行けば行くほど、味の違いがまったく分からなくなりました。5口目以降にもなると、もはや前の炊飯器のご飯の臭さにも慣れ、正直どっちがどっちか分からないレベルになってしまいました(笑)

要は、それだけ味の違いは微差だということですね。お米の味に満足してないって理由で、炊飯器を買い替える人はがっかりするかもしれません。味の違いが正直よく分からないと主張しているブロガーやユーチューバーの意見は信用して良いと思います。

10年くらい前から、炊飯器はもう充分優秀だったという事でしょうね。炊飯器は値段=味で選ぶより、普段の使いやすさで選んだ方が良さそうです。お米の味に満足してない人はお米を変えた方が効果的です。

ただ今回は4合モデルとの比較なので、5.5合モデルと比べると、小さい分、熱源の量が少なかったりします。そう考えると、比較した5.5合と同じかそれ以上の味が出せてると考えると凄いことなのかもしれません。

一応保温した時の味の比較も、数時間ごとに分けて試しましたが、今まで使っていた炊飯器は、臭いがどんどん凄くなったものの、味の違いはやはりあまり感じませんでした。食感に関しては、やや炎舞炊きの方が保ってくれている印象を受けましたね。それでも30時間も経つと味も食感もそれなりに落ちましたが。

ご飯を取り出してすぐ食べたときの味の変化はほとんど感じられなかったものの、少し冷めてから食べると炎舞炊きの方が味がしっかりしてる感じがしました。

あ、今までの炊飯器で炊いたお米を食べる時に感じていた臭さは完全になくなったので、匂いのストレスからは完全に開放されました。やっぱ炊飯器は定期的に買い替えないとダメですね。

味以外で良かった点

全体的に取り回しやすい

高級炊飯器の中では内釜が軽い部類なので、とても扱いやすいです。毎日使うものだからこそ、釜が重いのはほんとにありえないと思いますから。4合モデルなので重さだけでなく、大きさも5.5合モデルより一回り小さい為とても取り回しやすく、洗いやすいです。

今まで使ってた5.5合の内釜と比較するとこんな感じ。左が炎舞炊きです。重さはどちらも約1キロ弱で変わらないのですが、小さくなった分炎舞炊きの方が、台所で蛇口にぶつかったりする心配が減って取り回しがしやすかったです。こういう地味なストレスが軽減されるのも大切だなあと感じました。

まとめ

味があまり変わらなかったのは正直残念ですが、炊飯器の扱いやすさが格段にあがったので、購入して良かったなと思います。

やっぱ毎日使うものがコンパクトになって家事の負担が軽くなるのはかなり大きいです。

5.5合モデルはいらないけど、3合モデルだと小さすぎると考えてる人にとって、4合モデルはほんとに丁度いいサイズ感だと思います。

もし今使っている炊飯器が古かったり、使いにくさを感じていたのなら、思い切って炎舞炊きへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?それではまた。

個人的評価(5段階):星4つ

PS. 炎舞炊きの5.5合モデルを買うなら、2020年モデルがおすすめです。内釜が2枚から1枚になったので、片付けが楽になりました。価格も4合モデルとほとんど変わりません。

※コメントは記事公開から2週間の間のみ受け付けています