お金でしか買えない時間があるのに買わない人たち

雑記
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お金でしか買えないものそれは時間です。

たまにケチケチしてお金を使わない人がいます。お金を使わない事こそが一番重要だと思い込み、大事な時間を浪費します。自分もそうでした。

うちの母はよくこんなことを言います。

「まだこの家電は使えるから買い替えない」や、「家具を引き取ってもらうのにお金がかかるのがもったいない」、「お金の節約のために自分で出来る事は自分でする」とかです。こういった言葉を聞くたびに私はすごく勿体ない時間の使い方をしているなと思ってしまいます。

家具や家電を買い替えない人たち

家具や家電はよりよい便利なものが出たら基本は買い替えるべきです。10年以上も使っている家電が私の家にはよくあります。人によっては物持ちがいいねと評価することもあるでしょう。しかし物を買い替えることによって時間が節約できるのに、それをしないのは勿体ないことです。例えば掃除機。古いものに比べて今の掃除機は性能がよく、吸引力が高いものが多いです。にも拘わらず、昔かった掃除機がまだ動くからという理由で使い続けるのは、お金にとらわれて時間に対する感覚がマヒしていると言わざるを得ません。古い掃除機は吸引力がないため、何度も同じ場所を掃除機で往復することになります。新しい掃除機に買い替えれば、それだけ往復させる場所が減るので時間を節約できます。最近はルンバなど、自動で掃除してくれるものもあり、あなたの時間を増やしてくれます。なのにお金がもったいないという理由だけで買い替えないのは愚かなことです。

物を捨てられない人たち

うちにはもう使っていない勉強机がおいてあります。さっさと処分すればいいのにこういうことを言います。「まだ使える」「思い出があるから」「撤去する費用が発生するから」勿体ない精神が大きい人は、こんなことを大体言います。こう言う人は処分しないことの方がもったいないということに気づいてません。

「まだ使える」は使ってない以上使えるものとは言えませんし、「思い出があるから」に対しての反論として非情に聞こえるかもしれませんが、思い出ではお腹は膨れません。「撤去する費用が発生するから」はお金を使うことで撤去してもらえば、撤去してもらった場所分部屋が広くなります。もちろん自分で撤去する時間も節約できます。お金は時間を節約するために使うべきものなのです。

サービスを買うことが出来ない人たち

自分で出来る事は自分でするというのは立派なことです。しかし、もしお金で利用できるサービスがあるなら場合によっては利用すべきです。分かりやすいのが洗濯です。洗濯って意外と時間がかかります。洗濯自体は洗濯機がやってくれますが、干したり畳んだり、収納したりとても面倒です。これらを全部一人でやると、意外と時間をとられます。こういった時間が多く取られることはお金で解決してしまうのが良い場合があります。

お金がもったいないと感じる人は、ほんとに勿体ないか計算してみましょう。例えば洗濯のサービスを利用することで1日1時間あなたの時間が節約できたとしましょう。洗濯代行サービスは大体一人暮らしで1回あたり1500円くらいです。自分でやれば1500円まるまる節約できると思うかもしれませんが、実際には違います。例えばあなたの仕事の時給はいくらでしょうか?バイトなら約1000円、正社員なら1500円くらいというところでしょうか?ということは実際は働いてサービスを受けても、自分で洗濯をしてもお得差はほとんどないということです。むしろあなたが成長するためにも時間は買うべきですし、あなたが成長したことで1時間あたり1500円以上の価値を産めるようになれば洗濯サービスを受けるのはむしろお得と言うことになります。

こういう考え方を持っていなかった人は、ほんとにお金でサービスを受けるのがもったいないのか、今一度しっかり見極めてみましょう。

無料を時間で買う人たち

世の中には無料を謡うサービスが溢れています。しかしその無料という名の罠に踊らされついお得だと思い、コンテンツに時間を奪われていることに気づけない状態になってしまいます。

最近で分かりやすいのがソーシャルゲームの類でしょう。あれらは無料でも遊べる代わりに、あなたの多くの時間を奪います。それが適量なら問題ないですが、たいていの場合はお酒やタバコの様に過度に摂取してしまい、たった一度しかない人生という時間を棒に振ります。無料ゲームは課金ゲーでもありますから、お金をつい使ってしまいたくなるように作られているので危険ですし、たとえお金を使っていなくても、あなたの時間を課金してしまっていることに変わりはありません。

あなたがもし1日に何時間もネットやゲームにのめりこんでいるなら、その時間を時給で換算してみましょう。1時間千円として、1日に3時間ゲームに費やせばで3千円になります。この時間を実用書などの本に充てたり、ブログに充てれば1時間千円とはいかないまでも、それは必ず価値のあるものになります。

割引を時間で買う人たち

スーパーの割引を時間で買う人もいます。近くのスーパーで同じ商品が買えるのに、10円の割引の為に10分かけて別のスーパーに行ったりします。これがおかしい。

まず割引の情報を探すためにチラシを見る時間がもったいないです。そして片道10分の時間。往復すれば当然20分です。20分あれば時給900円のバイトなら20分あれば300円稼げます。10円の割引を捨てて、20分を買い働くことで、差額にして290円も得するのです。要は時間を浪費して割引を追求するべきかということです。そんな事をする暇があるなら私達はお金を稼ぐ方法を考えたほうがよほど利益的になるでしょう。

まとめ

時間とお金の価値について見直せばあなたの人生が大きくかわる可能性が高いです。今まで気にしてなかった人はこれを機会にお金の使い方、時間の使い方を改めて考えてみてはいかがでしょうか?ではまた。

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