どうもぐみんです。今日はVRゴーグルのMeta Quest(旧Oculus Quest(のレビューしたいと思います。
Questは容量が2種類選べて、64GBと128GBがあるんですが(Quest 2は128GBか256GB)、今回は64GBを購入しました。
貯めてたアマギフとか色々寄せ集めて買いました。おかげでもう財布はスッカラカン(´;ω;`)
まあ私の財布事情はさておき、さっそく見て行きましょう。QuestにするかRiftSにするか?またはOculus Goにするか辺りで悩んでる人の参考にもなると思います。
VRデバイスは高い買い物になるので、こちらの記事も一緒に見られると、参考になると思います。
Questをパソコンに繋いでPCVRが出来るようになるOculus Linkについての記事も書いてるのでこちらも良かったらどうぞ
- ワイヤレスで手軽にVR体験をしたい人!
- PCVRもワイヤレスVRもどっちも楽しみたい人!
- 後でゲーミングPCを買う予定だけど、とりあえず今すぐVR体験したい人!
Oculus Quest開封の儀
最初にビックリしたのが、箱でかい!重い!ってことですね。さすがに5万円ほどするだけあって、箱から作りがしっかりしてます。
では開封していきます。
うおーーなんか謎の感動が。とりあえず取り出してみましょう。
外箱を開けると、Quest本体とコントローラー2個と小さい箱が入ってました。
小さい箱の中は充電用ケーブルとメガネ用スペーサー説明ガイドと電池2本が入ってました。
眼鏡用スペーサーの取り付け方外し方は簡単で、クッションを引き抜いて、間にスペーサーを入れるだけです。
面倒なギミックはなく、レゴブロックはめるみたいな感じで、簡単でいいですね。
まあ自分は眼鏡してVRやるの嫌なので、裸眼でぼやけながらプレイしてますが(笑)
正面はシンプルでとてもいいですね。シンプルisベスト
左サイドにはUSBTypeCコネクタがついてます。付属の充電ケーブルはとても長いので、電池がなくなった時でも、充電しつつ立ったままプレイする事も可能です。
バンド横の穴はイヤホンジャックで、左側だけでなく右側にもあります。もちろんどっち側にイヤホンを刺しても音は出ます。モノラルイヤホン差したらどうなるか検証した記事もあるので気になる方はどうぞ。
Oculus Questにモノラルイヤホン2本差してみた!!
内側のバンド部分。見づらいですが、クッション横のバンド部にスピーカーがあって、耳を覆うことなく音を楽しむことができます。
ヘッドホンを耳に当てたり、イヤホンを耳に入れる必要がない為、ストレスが掛からないのは結構快適です。
むしろ私はスピーカーで音を鳴らす方が、没入感が高いとまで思えます。没入感には、ヘッドセットの快適性が重要であると感じた瞬間でした。
もしスピーカーの音質が気に入らなかったり、音漏れが嫌な場合は、イヤホンジャックに自前のイヤホンを差したり、Bluetoothでワイヤレスイヤホンを接続して楽しむ事もできます。
バンド部分はマジックテープ式で長さをいつでも調整可能になってます。
触って初めて気が付いたのが、バンド部分が思ったより硬いという事。
マジックテープで止めるので、頭にフィットするように、もっとバンド部分は柔軟性があるのかなと思っていました。スマホのゴーグルは大体そんな感じなんですよね。
というかそのままのバンドの位置では頭にハマらないです。どうすればいいのかと思っていたら、このバンド部分、根本から動きます。なるほどね。
バンド部の根本が・・・
ぐるっと動く。これとバンドの長さで、頭にフィットするように調整する
ゴーグルの下側。音量ボタンとIPD(瞳孔間距離)を調節するためのスライドがある。
Oculusコントローラー。この形はRiftSと共通らしい。持った感じはとても軽いです。
電池を入れると、やや重いかな?と一瞬思うが、それでも全然許容範囲の軽さです。振り回していて疲れるなと思う事はないと思います。
上面はスティックとボタンがAB、XYそれぞれついてます。あとホームボタンとゲーム内でのメニューボタンですね。スティックは押し込んでボタンとして使うこともできます。
持ち手となるところには、トリガーボタンとグリップボタンがついてます。
電池を入れる為の蓋はどうやって開けるのかなと思ったら、蓋は磁石でくっついているらしく、蓋部分を下にスライドしてやると簡単に開ける事ができました。
この方式だと、テレビのリモコンの様に、爪が折れて蓋が閉まらないといった心配がないのがいいですね。地味にポイント高い部分だと思います。
付属の電池でもそこそこ遊べました。1日数時間やりこんで、一週間ちょっとは持ちました。
電池持ちが心配な方はあらかじめ予備を買っておくか、eneloopを購入するのも良いかもしれません。
今Quest用に充電式電池を買うなら、eneloopよりEVOLTAの方が良いかもしれません(どちらもパナソニックが販売)。電池容量が向上しているので、充電の手間を少し減らせます。
Questで遊んでみての感想やQuestのメリットデメリット
2週間ほど使ったので、簡単に思った事、気づいた事を片っ端から書いて行きたいと思います。
ヘッドセッドの装着感
まず最初にゴーグルをつけるとやや重いと感じます。まあ単独で動かせる様に色々詰まってるし、仕方ないとは思います。慣れればそこまで嫌な重さとは感じなくなります。
それでも別途PS4が必要なPSVRよりは軽かったりします(PSVR約610g Quest579g)。技術の進歩ってすごいですね。RiftSとも20g程度しか変わらない為、実はQuestって重くないです。
最初は頭への取り付けが上手くいきにくく、慣れるまではちょっと大変に感じる事もあるかもしれません。特に慣れないうちは、ヘッドセットを支える頬や額が、突っ張ったりする感じがします。
しかしちゃんと頭へフィットするように付けられるようになれば、そういった違和感はなくなり、かなり快適に付けられるようになります。
後ヘッドセットを頭に取り付けると、鼻の所にどうしても隙間ができます。やはり海外の人向けに作られているので、鼻が高い人寄りに作られているのでしょう。
多くの人は、下の隙間から入ってくる光が気になるのでは?と思うんじゃないでしょうか?自分も前情報で鼻の隙間の件は気になっていたので、不安でした。
確かに最初は気になりますが、慣れると意外と気にならなくなります。というかプレイ中は画面に集中していて、下に意識を向ける事がありません。なのでそこはあまり気にしなくて大丈夫です。
ロード中などで、画面がブラックアウトしている時は、特に見るものもないので、ちょっと鼻の所が気になるかなって感じです。まあそれくらいなら全然許容範囲内だとは思います。
むしろ最近は空間が空いている事で、足元の状況をわずかにちらっと確認出来て、ちょっと便利だと感じるようになってきました(笑)
コントローラーへの感想
電池を入れるとやや重く感じるとは書きましたが、恐らくOculusのコントローラーは軽い部類です。振り回しやすく、とても使いやすいコントローラーだと思います。
しかし欠点がないわけではなく、右コントローラーのトリガーを押すたびに、中のバネの音が鳴ってちょっと気になります。この現象個体差はあるものの、右コントローラーはなりやすいみたい。
没入感が大事なVRで、これは正直どうなのよって思ってしまいますね。ただそこまで大きな音ではない為、プレイ中ゲームの音のおかげで気にはなりません。
とはいえ静かなときは聞こえてしまうので、ここはちょっとマイナス要素ですね。ちなみにスティックを力強く弾いても中のバネの音がします。
まあスティックにしろトリガーにしろ、スピーカーからの音もしくは、自前のイヤホンしてたら耳栓代わりになって、全く気にならないレベルですけどね。
コンテンツの少なさ
やはり11月に実装予定の、OculusLinkが来るまでは、ここはどうしても気にはなりますね。
Oculus link 来ました!!コンテンツの少なさはPC向けVRタイトルで補う事が出来るのでもう安心ですね。
Oculus Link導入方法や必要な物を解説レポート Quest 2にも対応!
ちなみにQuest単体で遊べるゲームって現状ホントに少ない。もう発売から半年近く経つはずなんですが、それでも200超えない程度しかなく、あまりアプリを選べない。
Questアプリの審査ってかなり厳しいらしいので、そこがコンテンツ不足に強い影響を与えているように感じますね。
せっかくのワイヤレスなのだから、そこはもっと気軽に触ってもらえるように、オープンにしてもいいのでは?と個人的には思ってしまいます。
とはいえ基本無料ゲームや、体験版である程度遊べるもの、ブラウザで遊べるVRゲーム(ブラウザ版音ゲーとかもあります)も存在するのでoculus linkもある今は気にならないかなといった所。
一部ではありますが、Oculus Go向けのアプリも使えますしね。個人的にはGoに対応しているアプリは全部使えるようにして、完全上位互換にしてほしいですね。
ちなみに個人的におすすめのVR無料ゲームは、VRチャットというコミュニケーションゲームと、POKER STARSというポーカーゲームです。
遊ぶコンテンツに困ったら、とりあえずダウンロードするのをおすすめします。
PCに縛られない快適性
コンテンツの少なさの代わりにQuestにはこれがあります。ほんとにQuestにして良かったと思う所ですね。
PCやケーブルに縛られないので、やろうと思えば寝室のベッドの上でプレイなんてことも、友達の家に持って行ってプレイすることも可能です。
ベッドで遊ぶくらいなら有線でもやれないことはないですが、やっぱりコードの制約が面倒ですからね。
あとグルグル体を回転した時にコードが巻き付かないのも見逃せない点です。後、遊ぶゲームによるでしょうが、アプリも結構快適に動いてくれて、処理落ちとかはあまり気になりません。
ただしVRチャットでは、使えるアバターに制限があり、PC専用アバターは使うことも見る事も出来ません。ここはちょっと寂しいポイントですね。解決するにはこれもOculusLinkを使用しましょう
もちろんPCアバターを使っているプレイヤーとの会話は出来ますよ。存在自体が消えるわけではないです。アバターが表示できない場合は、グレーの味気ない人型アバターになります。
※一応バーチャルデスクトップというアプリを使えば、今でもPC向けアプリで遊べたりはするんですけどね。やっぱ公式の物を待つのが一番楽かなと思って私も待機中です。
暗い部屋でも動画が見れるようになった!
6DoFトラッキングをするためには明るい部屋が必要な為、電気を消してのブラウザや動画視聴が以前までは出来ませんでした。この辺が気になって購入を控えていた人もいると思います。
しかし先日のQuest本体アップデートのおかげで、トラッキングをオフにすることが可能になり、トラッキングが不要なアプリやブラウザであれば、暗い部屋でも体験できるようになりました。
Questに対応したOculus Goのアプリは勿論の事、Quest向けに配信されていたVR動画再生アプリ「SKY BOX VR PLAYER」も、トラッキングオフでも使えるように先日アップデートされていました。
動画を見る時に下から光が漏れるのは絶対いやな方や、トラッキング機能のせいでそもそも暗い部屋では使えないのでは?と不安に思われていた方は安心してください。
この辺の懸念で、Oculus Goと悩んでいた方にとっては特に朗報と言えるのではないでしょうか?
容量のおすすめ
Questは容量が64GBと128GBの2種類から選べましたが、Quest 2では、64GBと256GBから選択できるようになりました。価格差が1万円ちょっとで、容量が以前の2倍から、4倍にパワーアップしたのはかなり魅力的で、どちらを買うか迷う人も多いと思います。
私は現状64GBでも問題ないと感じてますが、積極的に動画を保存する場合は、256GB版を選択するのが安心だと思います。
目安として、外部から4K60fpsのVR動画を取り込むと、30分~1時間で、8~15GBくらいを消耗してる事が多いです。
つまり64GBモデルだと、高画質VR動画数本で容量がかなり圧迫されてしまいます。
また外部から動画を取り込まない場合でも、Questにはプレイ中の動画を録画する機能や、スクリーンショット撮影機能が備わっています。
よって積極的に動画撮影して、「思い出を残しておきたい!」って方や、「後で動画投稿したい!共有したい」という場合の方も、容量の多い128GB版を選択するのがよいでしょう。
利用用途ごとのおすすめ容量のまとめ
- アプリだけ入れる場合や、Oculus Linkメインで遊ぶなら64GBで充分!
- 動画を積極的に取り込んだり、録画するなら256GBがおすすめ!
- コードに縛られずにQuest本体に動画を取り込んで動画視聴したい場合や、容量不足で後で後悔したくない人は256GBがおすすめ!
まとめ:総合的に大満足のVRヘッドセット
というわけで高い買い物で不安ではありましたが、今のところ価格以上に満足できているといった感じです。
細かい不満点はあるものの、不満自体はそこまで多くないし、それ以上にOculusQuetsで得られるワイヤレスVR体験による感動や快適性が圧倒的に高い為、全然問題なしといった所です。
それでも気になるところを1つあげるとしたら、やはりコンテンツの少なさですね。
Oculus Linkが実装されたことで一番の弱点であったコンテンツの少なさが解消され、ほぼほぼ隙の無い大満足のヘッドセットになりました。
Oculus Link導入方法や必要な物を解説レポート Quest 2にも対応!
コードレスの快適なVRライフを送ってみたいって人も、PCVRを楽しみたいって人も、買って間違いなしのVRヘッドセットです。
個人的には間違いなく2019年最強のVRヘッドセットだと思います。
購入時当初は評価を星4としていましたが、Oculus Linkが素晴らしく文句なしのVRデバイスになったので満点評価の星5に訂正します。それではまた。
レビュー評価:星5つ
Oculus Quest 3の予約が開始されました。
※コメントは記事公開から2週間の間のみ受け付けています