どうもぐみんです。今日は自分がちょっと前から気になっていた事、
「モノラルイヤホンをOculus Questに2本差したらどうなるか」について調べてみました。
結論から言うとモノラルイヤホンは使えるけど左右の音は区別出来ませんでした。
それでは行きましょう。
Oculus Questのイヤホン事情
皆さんOculus Questにはイヤホンが差せる場所が2つあるって知ってましたか?
普通に考えればイヤホンをさせる場所なんて一か所だけあればいいんですが、Oculus Questには右と左で2カ所あるんです。何故かといえばこんなアクセサリがあるからです。
左右分離型のイヤホンです。左用と右用でコードが完全に分離しているタイプの珍しいイヤホン。
左右でイヤホンのコードが独立することによって、普通のイヤホンを付けるとあごのあたりでぷらぷらするコードの現象を無くすことが出来ます。
VRやる上でイヤホンのコードがあご辺りにあると、コントローラーを振るときに気を使っちゃって結構うっとうしいんですよね。
でも公式のイヤホンって結構高いんです。公式サイトで表示されている値段は6200円。手を出すには躊躇してしまう値段です。
そこで私は思いました。
「モノラルイヤホン2本買って右と左にそれぞれ差せば解決するのでは?」
なんて天才的発想。というわけで早速試してみる事に。
モノラルイヤホン2本購入
わざわざこんなことを検証するためにホームセンターに行って格安のモノラルイヤホンを2本買いました。合計金額約千円なり。
まさか令和にもなってモノラルイヤホンを買う日が来ることになるとは夢にも思いませんでした。ブログやってないと買う事なんてなかったでしょうね。
早速検証するも音が分かれない
早速OculusQuestに刺して音がちゃんとなるか検証してみます。実際にイヤホンを刺してみるとこんな感じ。
長い!これじゃあコードの煩わしさは解消されませんね
まあ今回はあくまで実験ですから、これが成功したらコードの短いモノラルイヤホンを買えばいい話です。というわけで早速ゲームをプレイしてみます。
音はどちらのイヤホンからも流れています。だがしかし。
音が分かれない!!右からのイヤホンから右の音だけじゃなく左の音も一緒に聞こえてしまっています。左に刺したイヤホンも同じ。
聞き違いかなと思いイヤホンを外し、Quest本体のスピーカーから流れる音を聴き比べてみると、はっきりと左右の音の違いが分かります。
検証結果:モノラルイヤホンでは左右の音を分ける事が出来ない!
考えてみれば当たり前ですよね。モノラルイヤホンはステレオの音を区別することが出来ないですから、左右の音がまとめて聞こえてくるのは当然の話。
イヤホンが2本刺さった場合、Quest本体側で自動的に右のイヤホンには右の音が、左のイヤホンには左の音だけ流れるようになるかと期待していたのですが、そういうわけではないようです。
Quest用のイヤホンはモノラルイヤホンではなかった
というわけでQuest用の公式イヤホンはモノラルイヤホンが2本というわけではなく、左の音だけ拾う左用のイヤホン。右の音だけ拾う右用のイヤホンという事になります。
アマゾンで他にQuestに適した商品がないか調べたところ。こういう商品もありました。
こちらの商品画像を見ると、イヤホンの部分にLとRの表記がしっかり書かれているのが確認できました。このことからもそれぞれL用R用のイヤホンじゃないと意味がない事が分かります。
まとめ:イヤホンはモノラル以外のものを選ぼう
というわけで結論ですが、Oculus Quest用のイヤホンは、モノラル以外のものを素直に選ぶようにしましょう。左右のコードが完全に分かれているタイプか、繋がっているタイプを選ぶかは好みの問題になりますね。
モノラルイヤホンについての疑問は前からずっと気になっていた事だったので、解決できてスッキリしました。出費も千円程度で済みましたしね。同じ疑問を持っていた方の参考になっていれば幸いです。
もしコードが煩わしく感じるなら、左右分離型のイヤホンを使うだけでなく、Bluetoothイヤホンを使う事も出来るので、そちらを検討するのもありかもしれません。ちなみに私はソニーのWF-SP900をよく使っています。
ちょっとお高いですけど、内臓メモリが搭載されていて、スマホ不要で単体で音楽を聴くことができる真の完全ワイヤレスイヤホンなので、スポーツシーンなどにも使えて結構おすすめです。それではまた。
追記:公式のOculus Quest向けイヤホン購入しました。
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