Switch版 初音ミク Project DIVA MEGA39’s プレイレビュー 丁寧な作りでちょっと感動

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どうも、初音ミクの音ゲーは、PSP時代からやってたぐみんです。

前回Project DIVAの10thアニバーサリーコレクションの開封記事を書きました。

初音ミクProject DIVA MEGA39’s 10thアニバーサリーコレクション開封してみた!

今回はゲーム内容について触れていきます。

開封するとソフトと簡単なプレイガイドと、早期購入特典の楽曲追加(4曲)のダウンロードコードが入っていました。

PS4版との違い

曲数とかの違いで少し話題になっていたので最初に軽く触れておきたいと思います。PS4版は複数種類があるので、Future Tone DX(2017年11月22日発売)と比較していきたと思います。

スイッチ版はFuture Tone DXをベースに移植された感じがするのも比較対象の理由です。

曲数の違い

まずSwitch版が101曲、早期購入のDLCコード含めなら105曲になります。それに対してPS4版は237曲となっている。収録曲数は2倍以上の差がついた結果となる。

スイッチ版では第6弾までの追加楽曲のDLCが予定されており、それを含めて全何曲になるかは分かりません。ただ第一弾が6曲なので、順当に6曲ずつ追加されると仮定すれば、最終的に36曲が追加されることとなる。

105+36=141曲となり、それでもPS4版と比べても曲数が届いていない事になる。まあPS4版は元々DL販売していたソフトをDX版としてDLC全部乗せ販売しているので、単純な比較は若干可哀そうかなと思う。

まあPS4でもDIVAを楽しんでいた人には物足りないと感じるのは仕方ないでしょう。ただグラフィックを一新して作り直しているので、コストの事を考えると仕方ないと思う。

グラフィックの違い

というわけで2つ目の違いはグラフィックが変更されました。今までCGのリアル調へ進化していたDIVAシリーズですが、今回アニメ調な柔らかい表現になりました。

PSP版に近い表現で、個人的にはアニメ調の方が好きだったので嬉しい所です。多くの方に受け入れやすいであろう今回の変更は、スイッチ層にもあっていると思うのでグッドだと思います。スペック的にもPS4の表現じゃどうせ無理だろうしね。

その変更のコスト分曲数が入らなかったと思えば個人的には悪くないかなと思ってます。初めてプレイする方には100曲もあれば充分だと思いますし。

その他の違い

その他の違いとしておそらくコスチュームの数も違いがあると思います。PS4版は369着収録、スイッチ版は300種以上と表現されています。まあスイッチ版は300とちょっとといった所でしょうね。

衣装の量に差があるのは多くの人は気にしないでしょう。私も集めきった事ないし。他にも違いはあるとは思いますが、多くの人が一番気になるのはグラフィックと曲数くらいだと思いますし、これくらいにしておこうと思います。

良かった点悪かった点

ここからは、実際にプレイして良かった点悪かった点を語っていきたいと思います。

グラフィックはアニメ調が個人的に超グッド

PS4版と比べると表現力とかではどうしても見劣りするものの、個人的にはアニメ調のグラフィックが好きなのですんなりなじめました。個人的にリアル調だとフィギュアっぽさが苦手なんですよね。

しかもTVモードならほとんどのシーンで60fpsでヌルヌル動いてくれるというこだわりっぷり!スイッチでよくここまでしてくれたなと思います。スタッフさんグッジョブ。

携帯モードだとグラフィックが落ちますが、TVモードであれば結構キレイに表現してくれていているのでPVを楽しみたいならTVモードでやりましょう。どうしても携帯モードでのプレイにこだわりがあるという方なら体験版をまず試してみる事をおすすめします。

携帯モードだとグラフィックが大きくおちる

さっきもいいましたが、携帯モードでPV鑑賞を期待しているならやめた方がいいです。プレイ感を損なわない為に処理落ちを抑える為でしょう。グラフィックが大きく落ちます。まずTVモード比べると解像度が落ちる為ジャギが目立ちます(アニメPVはほぼ問題なし)。

そしてPV画面全体がぼやけたような表現になります。PVの種類によってはそのぼやけが悪くないと感じる事もありますが、ちょっと残念な感じになります。そして曲によっては背景の描写の処理やキャラ数が多めだと更にフレームレートが大きく落ちるものがあります(magnet等)。

グラフィックの処理に関してはTVモードでギリギリのラインなのでしょうね。まあTVモードでもPS4版と比べるとやはり見劣りする部分もあります(特にズームアウト時)。

普通に考えたら携帯モードのグラフィック低下は大きなマイナスポイントなんですけど、個人的には後述の理由もあり、よく頑張ったなあって褒めたいくらいです。

携帯モードでも譜面は快適

どうしてそこまで携帯モードで画質が劣化するのか?それはもう音楽ゲームとしてのプレイ感を損ねない為と言わざるを得ないでしょう。

携帯モードのPVは大きく劣化しますが、流れてくるリズムアイコンはTVモードと変わらずヌルヌル動いてプレイ感を損ねていません。

作りが甘いゲームだとCGの処理落ちに引っ張られて、譜面も処理落ちするって事があるのですが、今作にはそれがありませんでした。

プレイして制作者の意図がすぐ理解できたので「これは良い仕事」と個人的には思いました。音楽ゲームとして一番重要な所が分かっていてくれてるって感じでした。キレイなPV楽しみたいならTVモードで堪能したらいいわけですからね。

最初から全ての曲が遊べる

音楽ゲームにありがちな、曲をプレイしていくと遊べる曲が増える仕様ではなく、最初から全ての曲が遊べるのはなかなか嬉しい仕様です。

難易度だけは一度ハードをクリアしないと上位のモードで遊べない仕様になっています。上級者からするとここはマイナスポイントでしょうか。

初心者には上位の難易度はほんとに難しいので、ハードをクリアさせてから遊ばせるというのはアリだと思います。このゲームは見た目の割に結構難易度高いですからね。

PS4やアーケード仕様のリズムアイコンで遊べる

グラフィックの変更以上に嬉しいポイント、アーケードやPS4版では基本的に〇△□×といわゆるPS4コントローラーにあわせた表記になっていました。任天堂ハードだとABXYな為、project miraiではABXY表記でプレイすることになっていました。

しかし今作ではPS4表記でのアイコンでも遊べるようになったので、アーケードプレイヤーやPS4ユーザーが混乱せずに遊べるようになりました。逆にスイッチ版で初めてDIVAシリーズを触った人が、アーケードやPS4版をプレイする時に混乱するのを避けれるようになりました。

個人的にもこの恩恵は最大限に活かしたいと思う部分ですので、是非リズムアイコンはPS4表記にすぐ変更することをお勧めします。

音ゲーとしての難易度は高め

ちなみに音ゲーとしての難易度はやや高めの部類になっています。初代PSP版から比べて、スライダーと同時押し、ホールド等がアーケード(ゲームセンター)仕様になっており、スライダーはボタン操作でも対応できるものの、もうひとつのアーケード版独特の同時押しなどが難易度をかなり押し上げています。

他の音楽ゲームと違い、普通は上から降ってくるアイコンが、DIVAではいろんな場所からアイコンが降ってくるため、特に同時押しを認識する為には広い視野が必要です。

これに慣れるまでは、音楽ゲーム初心者じゃなくてもかなり苦戦を強いられることになります。アーケード仕様になってからのDIVAはほんと難しい。

ABXY表記だとより認識に時間がかかりやすいと思います。PS4仕様のアイコンの方が文字ではなく記号として素早く認識しやすいのでおススメです。それでもかなり練習が要ります。

PSP時代の2ndや、Project mirai2の譜面は家庭用ゲームとして譜面が見やすくて、押しやすく、爽快感があり、簡単すぎず難しすぎずで、誰でも楽しみやすい完成された譜面になっていました。

なので、アーケード仕様の譜面でしか遊べないのは、私にはちょっと残念なポイントに見えました。

アーケード仕様の譜面ってなんかとっつきにくいんですよね。家庭用コントローラー向きの譜面ではないですし。目新しさのミックスモードだけじゃなく、家庭用譜面が収録されていれば個人的には完璧だったかなと思います。

難易度高めとは言いましたが、難易度は全部で5段階あり、簡単な譜面もあるので安心してください。

プロコンだと遊びづらい

これはゲームソフトが悪いわけではないのですが、プロコンの十字キーが斜めへの入力が誤爆しやすく、かなり遊びづらい印象を受けました。これは素直にジョイコンを使うか、他のコントローラーを使うのがおススメです。

ロード時間は長めなシーンあるが、快適な部分もアリ

まず最初にリズムゲーム(曲リスト)に移動する時はロードはなく快適です。ここ地味にポイント高いです。大抵のゲームってメインメニューに戻るたびに色々ロードをし直すことになりますからね。初回起動時だけはチュートリアルに飛ばされる為、6秒くらいのロードを挟みます。

曲選択時は毎回ロードが入りこれは8秒~20秒くらい掛かります。曲によっては結構長めですね。プレイ中にリトライする場合はロードを挟むことなく、すぐに最初からプレイ出来ます。地味に嬉しいポイントその2。ちなみに曲選択画面に戻るときも一瞬で戻れます。地味に快適。

カスタマイズ設定画面は約7秒くらいロードが入ります。これは毎回ロードが挟むのが残念かな。

オプションが充実している

過去作の経験を活かしたオプションの充実っぷりが個人的には一番感動しました。まさに10周年の恩恵を一番受けている部分じゃないかと思います。

音楽ゲームを他ハードへ移植すると、大抵オプション周りが引き継がれてない事が多く「過去作で出来てたことが何で出来ないの?」とガッカリする事多いのですが、スイッチ版DIVAではそれを感じさせないようなオプションの充実っぷりが嬉しかったです。

今作はPS4のDIVA作品をベースに移植してるからオプション周りは不満なしですね。

曲ごとの衣装保存はもちろんのこと、リズムアイコンの表示タイミングを曲ごとに保存してくれるのは、音楽ゲーマーの目線から見てとてもポイント高いです。過去作でも途中から実装されたキーコンフィグまである充実っぷり。

こういう機能って別ハードに移植される時に搭載されなかったりする事がほんとに良くあるんですよ。携帯モードでプレイを損ねない作りと合わせて、ほんと制作者分かってんなーって感じが嬉しかったのは私だけだったりするのでしょうか?

評価ポイントが他の人と違いすぎるのかもしれないとちょっと不安になっています(笑)

総評:スイッチ版は初心者や初めてのDIVAにおすすめの一本

最終的な評価としては、初めて初音ミクの音楽ゲームを体験するなら、オススメ出来る一本だと私は思います。個人的には細かな部分で丁寧なつくりだなと感じました。

最高評価までとは言わずとも、Switch第一弾の初音ミクの音ゲーとしては問題ない出来です。不満点は曲数と家庭用譜面がないことくらいですね。星4つぐらいが無難な所でしょう。

PS4版経験者は、曲数が大きく落ちている為、最近までプレイしていた経験者やガチ勢には全くおススメできません。

しかし初めての方や、久しぶりの初音ミクの音ゲーなら、100曲もあれば充分でしょうし、グラフィック的にも親しみやすく手に取りやすいし、オプションも充実してるしで、スイッチしか持ってない人なら問題なく買って良いゲームだと思います。

これを機にアーケード版や他のDIVAシリーズをプレイしてくれる人が増えると嬉しいなと思います。それではまた。

個人的評価(最大5):星4つ

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