世界は依存でできていると気づいた話

どうもぐみんです。

みなさんは何かに依存ってしているでしょうか?スマホやゲームのやめ時が分からない。タバコやお酒がやめられない。暴飲暴食や無駄遣いが止まらない。

何かしら皆さん依存してるものがあるって人は多いと思います。そしてその依存に悩まされている。もしくは気づいていない。

僕も昔は、「スマホは便利なんだからいくら使っても問題ない」とか思ってたりした時期もありました。しかしそれは罠でした。見事に依存の罠に嵌っていました。いや今も完全には抜けきっておらず、依存の罠にハマり続けています。

気付いても中々抜け出せないのが依存です。しかし自分の依存に気付けるようになると世の中の色んなものに依存性があり、私たちの世界はいかに依存で出来てるか気付けるようになってきました。世界の歴史は依存の歴史でもあったのだと分かりました。

そもそも昔は依存性の高い物があまり存在しませんでした。昔の人はさぞ退屈していたことでしょう。だからこそ退屈しないように刺激を求めました。より刺激的な遊びを考えたり、物を作ったりしました。

現代ではそれが特に顕著になっています。デジタルデバイスなんかはその筆頭でしょう。タバコやお酒と並んでかなり依存性が高く、生活に密着しているので凶悪です。

人類がより刺激的なものを求め続け作り続けてきた結果、どんどん依存性の高いものが世の中に生まれました。もはや依存症で商売していると言っても過言ではないでしょう。世はまさに依存ビジネス時代です。

だからこそ私たちはもっと正しく依存と向き合うべきなのです。というか私たちは依存に対する知識が少なすぎますし依存に対する認識が甘いと思います。もっと義務教育とかで依存の仕組みや対抗策を教えるべきだと思うのですがどうでしょう?

とくに現代はスマホを子供の頃からもたせる親も増え、子供の依存が加速する危険性があります。今はまだ大きな問題になってませんが、数年後数十年後かなり深刻な問題に発展している可能性が高いです。

スマホやゲームはタバコやお酒と違って法律で規制されていないためかなり危険だと思います。なのでもしあなたが親なら子供に対して依存性の高い物を与えるときは注意しなければなりません。塾なんか通わせている場合じゃありませんよ。そんな時間があったらどうしてスマホが危険なのかとかもっと人生において役に立つ知識を教えてあげた方がいいです。

有名な話ではiPhoneの生みの親であるジョブスは自分の子供にiPhoneなどのデジタルデバイスを与えなかったといいます。どうしても使う必要があるときは使用時間をしっかり制限していました。iPhoneで商売しているジョブスがiPhoneが子供にとっていかに危険であるかを認識している面白いエピソードだと思います。

こういう話は何もデジタルデバイスに限った話ではありません。例えば人気ジャンクフードを開発している会社の社長が自社のジャンクフードを食べないって話もあります。どうして自社のサービスを使わないのか。それは自分の商品がいかに中毒性が高く危険であるかを認識しているからに他ならないでしょう。

一応いっておくと私は別にスマホやゲームをするべきではないとまでは思っていません。ただ依存性の高いものでありふれた現代だからこそ依存の危険性は正しく認識する必要があると感じたのです。周りを見ると依存に対しての認識ってすごく甘い気がするんです。

自分の周りだとお酒が好きな人が多いのですが、飲み屋でこういった話をすると自分は大丈夫だからみたいな話を必ずされます。そういう人に限って一日の摂取量の目安を超えたお酒を毎回必ず飲んでます。

こうやって気づかないうちに重度の依存症になって、人生を狂わせたりする可能性をあげるんだなって思います。必ずしも直接的に人生が狂ってしまうとは限らないから余計たちが悪い。

何度もいいますが、別に依存性の高い物をするなと言っているわけではありません。大事なのはバランスです。依存性が高いからスマホなどのデジタルデバイスを全く使わないとか今の社会じゃ無理ですからね。

まあもちろん依存性の高い物を依存せずに利用し続けるってのは難しいので、ほどほどに続けるように努力するよりやめる努力の方が簡単ではあるのですが。

とりあえず私たちが新たな刺激を求め続ける限り、今まで以上により依存性の高い商品やサービスがこれからも生まれ続けるのは間違いないので、もっと依存に対しての危機意識を持つべきだと感じました。

というわけで依存に対しての危機意識を高める為にお勧めの本を紹介します。

現代の依存に対して私たちがどう対応していくべきか書かれたとても参考になる本なのでお勧めです。子供と依存についてどう向き合っていけばいいかについても書かれているので、これからスマホやゲームを与えようとしてる親には特におすすめしたい一冊となってます。是非一度読んでみてください。それではまた。

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