どうもPCゲーとスイッチのゲームが好きなぐみんです。
今日は2019年最後の日にサイバーガジェットから発売された品が届いたので、早速レビューしていきたいと思います。それがこちら。
8BitDo Lite Bluetooth Gamepad です。
プロコントローラーのスティック部分が十字キーになっているような少し変わったコントローラーです。こういったコントローラーが欲しかったって人って意外と多いと思います。かくいう私もその一人。
カラバリは2色で、スイッチLiteのカラーと同じ青と黄色です。スイッチLiteで使う事を想定しているようですが、普通のスイッチでももちろん使えますし、PCに繋いでPCゲームをプレイすることも可能です。
8BitDo Lite Bluetooth Gamepad 開封の儀
それでは早速中身を見て行きましょう。
の前に背面をぱしゃり。細かい注意点がかかれています。・・・映りが悪くて見えないけど。
写真では取り忘れていますが、USBケーブル(Type-A to C)も付属してます。
開封して第一印象は小さいということ!ちょっとしたゲームをするには丁度いいサイズ感です。というわけで前回購入したスーパーファイミコンコントローラーと比較してみます。
どうでしょうか、比較するとかなり小さい事が分かります。方向パッドと右十字ーがあるぶんやぼったい大きさになってないか心配でしたが、コンパクトにまとまっており手軽にゲームが遊べそうでいいですね。逆に手がかなり大きい人は注意したほうが良いでしょう。
上面を見るとNew3DSやスーファミコントローラーのようにL2R2ボタンが配置されています。USB端子もType-C端子なのがとても嬉しい。Type-C端子の横には充電ランプとシンクロボタンが設置されています。
下からみるとプレイヤーランプのみのシンプルな構成。ゴチャゴチャしてないのはいいですね。
全体の触り心地もマットな感じで手によくなじみます。
注意点
パッとみプロコンのような感じですが、スティックの部分を十字キーにしてるので、スティックの押し込みボタンがないように見えます。でも実はスティック押し込みのボタンはあります。
軽く押すだけでは反応しないので、結構強めに押し込む必要があります。これは十字キーで移動だけしたい時の誤操作を防ぐ為ですね。
ただスティックの押し込みボタンを使う場合、他のキーも高確率で押してしまうため、繊細な操作を要求するデモンエクスマキナのようなゲームだと使いこなすのは難しいかもしれません。でも十字キーでスティック押し込みに対応してるのは地味に嬉しいポイントですね。スティック押し込みがないせいでゲームが詰むって事がなくなりますから。
その他の注意点としては、ジャイロセンサーやIRカメラ、振動機能やNFC等も当然搭載していませんので、購入の際には注意が必要です。まあこの辺の機能はこういうコントローラーには求めてないので全然OKですけどね。
あとPCで遊ぶ時は、ABとXYがそれぞれ逆になってしまうのでそこも注意したいポイントです。
コントローラーからスイッチの起動は不可
ここが一番気になるところかなと思います。スイッチのスリープをホームボタンを押して解除が出来ません。
まあスーパーファミコンコントローラーや他社から発売されているコントローラーも大体こんな感じなのですが、ちょっともったいないなという印象を受けますね。
一度ペアリングが済めば、再度コントローラーを繋ぐときは、スイッチの電源が入ってる状態で、ホームボタン長押しすればOKです。
使用レポート
ここからは実際にコントローラーを触った感想を書いていきます。
プレイ中のコントローラーのフィット感
コントローラーのフィット感はなかなか良好です。やや小さめと感じながらも丁度いい感じに手に収まってくれる為、2D系のゲームをまったりやるのに適していると思います。
またこのコントローラーすごく軽いです(約83g)。スーファミコントローラー(96g)よりも軽く扱いやすく、気軽にゲームが出来てかなり好きです。
十字キーやボタンの反応
この十字キー3Dでキャラクターを移動させるとどうなるかと思って試したところ、どうやらスティックをマックスに倒した判定になるようです。つまりスティックのように優しく倒して歩くことは出来ません。やはり3Dのキャラを操作するゲームはやや荷が重いようです。
代わりにパズルゲームや格闘ゲームはなかなか十字キーの操作感がよく、テトリスをやっている時は斜め方向に誤爆しにくく、かつ格闘ゲームであれば斜めの入力が入りにくいといった事はありませんでした。
以前スーパーファイミコンコントローラーでBBTAGをプレイした時は右下方向に入力が入りずらかったのですが、このコントローラーは問題なく入力を行う事が出来ます。
テトリスの場合はプロコンでプレイすると十字キーの上方向や下方向が誤入力されて操作ミスを引き起こしたりしましたが、このコントローラーなら問題なく操作が出来ます。
ボタンの入力感は余計な遊びがなく、静音マウスのようなクリック感で押し心地も悪くないです。
十字キーと方向ボタンの入れ替えが便利
このコントローラーの面白い所は、十字キーと方向キーの役割を入れ替える事が出来る事です。方法は方向ボタン左とマイナスボタンを同時に約3秒間長押しです。
テトリス99でこの機能を使えば、十字キーでテトリミノの操作が出来てかなり重宝します。昔であれば。
なんとテトリス99は先日のアップデートで、キーコンフィグでスティックでも操作できるようになったんでこの恩恵は不要になってしまいました。
でももしかしたらこの機能があることで遊びやすくなるゲームもあるかもしれません。
例えばですが、スティック(十字キー)側が全く反応せず、方向キーで遊ぶゲームがあれば、この機能を使えばスティック側の入力で遊ぶことができます。具体的なソフト例はちょっと思いつきませんが。
PCとスイッチとの切り替えがスムーズ
プロコンやジョイコンなどもPCに接続して遊ぶことが出来ますが、その方法を使うとひとつ大きな欠点があります。それは、スイッチとの接続が完全に切れてしまう事です。
なのでPCゲームをプロコンで遊んだ後、一からコントローラーを繋ぎなおしになってちょっと面倒なんですよね。
しかし8BitDoのコントローラーならPC用とスイッチ用の接続を自分で切り替えて使う事が出来る為、コントローラーの繋ぎなおしをする必要がありません。これが本当に便利だなと思いました。
まとめ
2Dゲーム向けコントローラーとしての完成度はかなり高く、PCやスイッチ向けの2Dゲームを遊ぶのにとても適したコントローラーだと思いました。
PCならRPGツクールなどで制作されたゲームを、スイッチなら格ゲーやテトリス99等のパズルゲーム、あとは逆転裁判などのアドベンチャーゲーム辺りがおすすめですね。
PC兼スイッチ用の2D向けコントローラーを買うなら、スーパーファミコンコントローラーより圧倒的に適性が高いと感じました。
8BitDo Lite Bluetooth Gamepadはとてもおすすめのコントローラーなので是非一度使ってみてください。それではまた。
個人的評価:星4.5個
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