無線キーボードの進化「ワイヤレスゲーミング キーボード G613」レビュー

PC・周辺機器
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コードレス化・・・それは一つの憧れ・・・

家電製品、スマホの充電、キーボード、マウス、パソコンにつなぐあらゆるコード類・・・

これらがなくなればどれだけ煩わしさがなくなるか。皆さんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?しかし、ワイヤレス製品って安定性なさそうで使うのはちょっと・・って人も多いかも。かくいう自分もその一人でした。特にキーボードとマウスの遅延ってどうなの?って思いが・・しかし!遅延問題はもう過去の話!!これからはの時代はワイヤレスだ!!!

どうもぐみんです。今回紹介するのはワイヤレスキーボード。

「Logicool G613 ワイヤレス メカニカル ゲーミング キーボード LIGHTSPEEDワイヤレステクノロジー搭載・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・長っ!!

打つの疲れたわ!というわけでロジクールで発売している。「メカニカルワイヤレスゲーミングキーボードG613」のレビューになります。
このキーボードものすごい低遅延をうたっており、ワイヤードよりも早い!!
PCゲームをプレイするのも問題ないレベルらしい・・・ほんと?じゃあ実際に買って確かめてみるしかないね!

圧倒的存在感とシンプルなデザイン

さて、まず見た目。この商品パームレストや左に好きな機能(コピーやペースト)がつけれるショートカットキーがついていて、めちゃめちゃでかいです。しかもかなり重い(約1.4キロ)

キーボードとしては大きい部類(幅478x奥行き216x高さ33.7mm)

持ち上げるとずっしりとした重みが

いいお値段がするだけのことはある重量感です。だからといって高級感がありすぎることなく、シンプル好きの私としてはその辺りは好感触。刻印はひらがなの表示がなく、英字が中央に配置されており、スッキリしています。ゲーミングキーボード特有の光る機能も存在しないのでそこに関しても個人的にはGood!裏面も斜線が入っていてデザインへのこだわりを感じます。

キーボードの裏側は斜線が入っていてかっこいい

便利なボタン類

このキーボード、右上に音量ボタン、音量スイッチがついており、スピーカーと連動します。急にスピーカーから大きな音が聞こえても、ワンクリックで消音できます。素晴らしいですね。さらに、再生ボタン、停止ボタンなどもついており、Windows Media Playerなどと連動してくれます。色々重宝しそうです。左側にはショートカットキーを最大6個まで設定できる「Gキー」が搭載されているので、よく使う機能を登録しておくとさらに捗るでしょう。

左側に6つの設定可能なGキーと、右側には音量ボタンや再生・停止ボタンがあります。

Bluetoothマークのボタンもあり、対応機器であればBluetooth接続でも使えます。(自分のスマホ[HTC U11]で動作確認済み)

初めてのメカニカルキーボード

ちなみに私は人生で初めてメカニカルキーボードを買いました。まずは打鍵感。心地よい。やっぱ安物とは違いますね。どう表現していいか分かりませんが、とにかくタイピングが気持ちいいですね。一つ一つのキーがしっかり独立していて、押し込んだキーの音だけが聞こえてきます。(以前のキーボードは打ち込むと衝撃で周りのキーが揺れてジャラジャラとした音が出ていた)しかし、キーのタイピング音自体は、以前使っていたものと比べると少し上がったような気がします。自分は割と優しく叩くほうなのですが、それでも音が大きい感じがしました。まあ許容範囲内です。

ちなみに強く叩くと中のバネが響く音がしますね。ここはちょっとマイナスポイントかも。もしかしたらメカニカルキーボード全般に言えるのかもしれませんが。まあこれも意識しなければ気にならないレベルです。

打ち心地がよく、文字を打つのが楽しい

さて人生初のメカニカルキーボード、実際に今このキーボードを使ってブログを打っているのですが、以前のキーボードより圧倒的に疲れる!!!まあ自分がかなり非力なせいかもしれません。圧倒的に疲れるのが早いです。慣れの問題だとは思うのですが。まさかキーボードの打ち込みで疲れるとは思ってもみませんでした。現在は使用してから3か月ほどたちますが、今ではすっかり慣れて、メカニカルキーボードの押しやすさにはまってます。まあ疲れるのに慣れたってだけで疲れはするんですけどね。(笑)

ほんとに早いレスポンス

さて一番驚いたのがタイピングよるレスポンスです。正直この辺りは舐めてました。この低遅延技術「ライトスピード」と言われていますが、その実力は・・・・

めちゃめちゃはやい!!!

なにこれ!?今まで使ってたワイヤードのやつより早いんだけど!?錯覚!?プラシーボ!?と何度も自分を疑いましたが、これがほんとに早いのです。むしろワイヤレスのほうが安心感があるような気さえしてくるレベル。これは近くに体験できるショップがあったら、体験してみたほうがいいかもしれません。世界が変わります。ゲームの使用でもおそらく問題ないのではないでしょうか?ほんとに驚きです。環境による差はあるかもしれませんが、今まで接続が切れたことも一度もありません。

ちなみにBluetooth接続時には、この低遅延技術は機能しませんのであしからず。おそらく他のBluetooth対応キーボードと同程度の性能だと思われます。

ほぼ満点のキーボードだがハズレを引いた(不良品を返品交換)

さてここまで絶賛してきたこのキーボード。このままならアマゾンレビュー星5いただき間違いなしなのですが、ここでものすごい問題が発生します。それは、商品が届き、PCと接続した瞬間起きました。

接続がうまくいかない!!

電源を入れてもキーボードが認識されないのです。最初はドライバがインストールされてないから?とか、最初の接続には時間がかかるのかな?とか、電池が少ないのかな?と思ったのですが、どれも違う。いろいろ調べた結果、キーボードの電源ボタンの接触が悪いことが判明しました。

不良品はサイドの小さいスイッチが奥側に入りきらない。

接続したりしなかったりを連続で繰り返している状態。これでは文字入力そのものができない状態。それはもはやキーボードとは言えないじゃん!!と致命的。電源ボタンを手で抑えると接続がうまくいくのですが、手を放すとやっぱり接続が途切れてしまう。たまに長時間調子がよくなって入力できるようになるのですが、強い衝撃はもちろん、軽い衝撃でもまた接続不良が起きてしまいました。

これではまともに使うことができないので、アマゾンに連絡して、返品・交換対応をしてもらうことになりました。このブログを書いてる途中も、接続が何度か切れてしまったので諦めるしかないですね。

※現在は交換品が届き、問題なく使えております。たまたまハズレを引いたようです。

スリープに入ったときの不具合が改善

実はこのキーボードにはひとつ不具合がありました。それは、キーボード本体のスリープ中に、一つ目のキーを押しても反応しないというものです。

流れとしては、スリープ中に何かキーを押す。キーボードがスリープから復帰。その際に入力されたキーは反映されない。それ以降は正しくキー入力が反映される。といった感じ。

自分は初めてのワイヤレスキーボードだったので、全てのワイヤレス製品がこういう仕様なのかと思って、その点に関してのみ少し使いづらいなと思いつつも、そのまま使っていました。

しかし、いつのまにかG613にアップデートが入っており、それを適用するとスリープ中の最初のキー入力がちゃんと反映されるようになっていました。

もし自分と同じ悩みを抱えていた方がいらっしゃれば、アップデートの適用をしてみてください。

唯一の欠点を克服し、完全に隙のないキーボードになったと思います。ほんとに快適になりました。

まとめ

今回の商品はゲーミングという名前こそついていますが、一般の方にこそ買ってほしいキーボードだと私は思いました。「無線が欲しいけど、ゲームもたまにやるから有線のままなんだよなあ」みたいな人は思い切って買ってみてはいかがでしょうか?

それにしてもワイヤレスで接続が安定する時代になるとは・・・今度はワイヤレスマウスも欲しくなっちゃいますね(笑)

ではまた。

個人的評価:星4つ

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