どうもネットショップではアマゾンばっかり利用しているぐみんです。
今回はアマゾンのFireシリーズの製品を買ったのでレビューします。今回はこちら。
「Fire HD 8 PLUS」です。初Fireタブレットデビューです。正直買ってめちゃくちゃ良かったです。
購入した理由
前から気になってはいた
さてまずはどうして購入したかですが、実は前からfireタブレット自体は気になってはいました。だってコスパが異常ですからね。プライム会員なら、プライムビデオやkindleといったアマゾンコンテンツを利用する上で、持ってて損はないと思ってました。こういったコンテンツを視聴するだけなら別に高性能なタブレットは要りませんしね。
特にkindleを読む用のちょうどいい大きさのタブレットを探してもいました。なのでkindle Oasisといったkindle用端末も購入候補に入れていました。でもどうせ買うならタブレットとしても使いたいので、本命はやっぱりfireタブレットでした。
以前までのモデルのスペックの低さや充電端子に躊躇してた
でfireタブレットが欲しかったのですが、いくらプライムコンテンツ用端末とはいえ、以前までのFireタブレットのスペックが低いのがどうしても気になって購入を見送っていました。特に私を悩ませた原因がメモリ(RAM)が2GBしかないのと、充電端子がmicro-USBなのがネックになっていました。
メモリ不足によるカクツキを回避するためには最低でもメモリは3GBは欲しかったからです。私の経験上、OS等のシステムに1.0GB~1.5GBくらいはメモリを使用する事が多く、もしメモリが2GBで使用量が1.5GBになったら残り空き容量が0.5GBになりすぐカツカツになるからです。こうなるとちょっとアプリを起動しただけですぐ動作がカクツクようになります。
充電端子もUSB Type-Cでスマホと充電コードを使いまわしたかったんですよね。じゃないとコード管理面倒ですから。便利にするためにタブレットを買ったのに、不便が増えたら本末転倒です。さすがに不便を増やしてまでfireタブレットが欲しいわけでないですからね。
ちなみに充電端子がUSB Type-Cでいいだけなら、fire HD10もUSB Type-Cになってます。ただメモリは2GBで、持ち運びも考えた場合10インチは自分にとっては少し大きすぎるし重い(504g)ので、kindle用としても考えている私は購入候補からは外してました。
なんか都合よく理想のスペックが出た
というわけで私がfireタブレットに欲しかった機能は以下のような感じになります。
- 理想の大きさは8インチ
- メモリは最低3GB
- 充電端子はType-C
とまあそんな自分にとって都合のいいスペックのfireタブレットが出るわけないと思ってたら出ました。さすがアマゾンさんですね。ユーザーのニーズをばっちり抑えてきやがるぜ。頭の中覗かれたかと思うレベル。私と似たような考えを持ってた人が多かったって事でしょうかね。
メモリ3GBで充電端子がUSB Type-C。まさに私が求めていたスペック。ここまでされたら買わないわけにはいかないですね。他にもワイヤレス充電できるのに興味を凄くひかれたってのもあります。
ちなみに買って届いたにも関わらず、開封めんどくさくてしばらく放置してたのは内緒です(笑)
Fire HD 8とFire HD 8 PLUSの違いについて
新fire HD 8は2種類出ています。「Fire HD 8」と「Fire HD 8 Plus」の2つです。購入時は間違えないように注意です。
CPUや解像度など、ほとんどのスペックは一緒ですが、細かい違いがあるので軽く違いを書いておきます。ここからは「Fire HD 8」って毎回書くの面倒なので、「Fire HD 8」を無印、「Fire HD 8 Plus」をPlusと呼称することにします。
カラーバリエーション
無印はブラック、ブルー、ホワイトの3種類から選べますが、Plusはスレート一色のみです。カラーが3種類から選べるのは、値段以外で無印を買う一番大きな利点になるでしょう。
メモリ容量の違い
スペックの違いはメモリのみです。その他のCPUや解像度といった基本的なスペックは変わりません。メモリ容量は無印は2GBで、Plusは3GBです。メモリに余裕がある方が、当然動作が重くなりにくくなる可能性が高まります。
ワイヤレス充電の可否
Plus版はワイヤレス充電に対応しています。無印版は対応していません。
Plus用専用ワイヤレス充電スタンドは別売りで、Plus本体とのセット販売もあります。
ちなみに純正カバーをつけたままでも充電スタンドで充電することも可能です。
Showモード
ワイヤレス充電に対応しているPlusは専用充電スタンドにおくことでShowモードが自動的に起動できます。ShowモードではAlexaによる音声操作によってタブレットを使用でき、さならがAmazonデバイスのEcho Showのように、スマートディスプレイもしくはスマートスピーカーのように使用することが出来ます。Alexa自体は他のアマゾンデバイスでももちろん使えます。
Fire HD 8 PlusならタブレットとEcho、2台1役のような使い方が出来る
開封の儀
というわけで早速開封して本体を見ていきましょう。今回は専用充電スタンドとのセットを購入しました。
アマゾンデバイスといえばオレンジの箱ですね。
本体以外には電源アダプターとそれに繋ぐUSBケーブル(A to C)が付属してました。ケーブルの長さは約1メートルです。
本体正面はどこにでもある感じのタブレットって感じですね。安価なモデルなのでベゼル幅もそれなりにあります。大きさは一般的な新書の本と変わらないくらいです。電子書籍を読むのにちょうどいい大きさといえると思います。手が大きい人なら、縦持ちで片手で掴むことも出来ます。
裏面はこんな感じ。サラサラしていてべたついたりすることはないです。ただちょっと滑りやすいかな。専用カバーはザラザラした手触りで、滑り止めの役目を果たしてくれて持った時の感触は良かったです。ただカバー含めると重さが500g超えるので、自分はカバーなしの方が好きです。
スピーカーはステレオで、横持ちしたときに2つのスピーカーとも上側に来るような配置になってました。動画視聴やスタンドでの横置きをメインに想定した配置ですね。
縦持ちしたときの下部は左からイヤホンジャック、USB Type-Cの充電端子、電源ボタン、音量ボタンとなってます。
スタンドはこんな感じ、やや幅が大きめでその分安定感はあります。
後ろ側に充電コードを指す端子がついてます。ちょっとコードが抜けやすかったです。
タブレットを横置きするとこんな感じ。スタンドに電源をつないでいれば、置いただけで充電が可能です。
充電スタンドは縦置きにも対応しており、この状態でも充電可能です。
良かった、悪かった所
初期設定がほとんどいらない
アマゾンプライムユーザーなら勝手に情報を登録していてくれて、ほとんど操作することなくすぐ使うことが出来ます。言語選択とか、GPSの許可とかその程度。
しばらくするとアップデート的な画面になり、全部の設定が終わればホームのロック画面になります。ちなみに私の場合はなぜかロックを解除すると「しばらくおまちください」の画面が出て、20分くらい待っても何も起きなかったので再起動したらちゃんと動くようになりました。
ほとんどの場面でサクサク
やっぱりCPUは性能が低めなので、シーンによってはややカクツクことがあります。でもほとんどの場面では気になりませんでした。
画像の表示が少し遅れるくらいですね。あとは例えばabemaTVのアプリは、チャンネルの移行で少しもたついたり、画質の最適化に時間がかかったりしました。アマゾンプライムは軽快に動作してくれてとても快適でした。
一応メモリ管理アプリでメモリ使用率を見てみると、電源起動後から何もしてない状態で、1GB程度使用してました。アプリを色々起動しても、使用メモリは1.5GBくらいで2GBを超える事はなかったので、Plusはメモリが3GBあるので、かなり余裕がある状態になりますね。
もちろん待機状態でのメモリ使用率でしかないので、アプリ動作中のメモリ使用率は分からないので軽い参考程度にしておいてください。
解像度はやや低め
解像度は1280x800とHD画質に対応しています。フルHDではありません。まあ8インチの画面としてならHDあれば充分といえると思います。
HD画質のFire HD 8は、写真や実写動画などは少しにじむように感じる事があります。情報量の多い実写動画は結構影響がありました。
ただし元々HD画質が多いアニメや、kindleによって電子書籍を楽しむ分にはにじんで見えることはなく、とても綺麗な画質と感じました。それらのコンテンツを楽しむのがメインの人は問題ないといえます。
Fire HD 10ならフルHDですが、その分大きく重くなるので、電子書籍を読んだり携帯性を重視したい人には、多少画質が落ちてもFire HD 8をお勧めします。
音質は最低限は確保されているが音楽には向かない
ステレオスピーカーですが、音質はそれなりです。音量も手に持ってる事を想定する分には必要充分な音量が出ていました。ただスタンド等に立てかけて少し離れると、ちょっと音量が物足りないと感じる場面もありました。
動画を見る分にはわずかに音がこもってるように聞こえるなという印象。それでもコスパを考えると充分クリアに聞こえてると思います。必要充分な音質は確保できてます。
ただ音楽再生機として使えるかと言われるとこれはNoです。音楽を本気で聴きたいってなると、音質は低いなと感じます。軽く聞き流す程度なら、悪くない音質ではあります。
充電スタンドがが便利!Echoのように使える
充電スタンドに置くとShowモードが起動し、アレクサを使ってタブレット操作ができるようになります。
別にスタンドに置かなくてもアレクサ自体は使えるのでそこはあまり重要ではないですが、スタンドに置けば自動充電なので、充電端子をいちいちさす必要がないのと、充電切れの心配がないのが大きいですね。
簡易的なEcho Showのように使えるので、1台2役として活躍してくれるようになります。これはPlusだけの特権です。
自分はラジオ起動させたり、ニュースや天気を読み上げてもらってます。
kindleの本も読んでくれる
ちょっと予想外だったのが、アレクサがkindleの本を読めるという事。初めてアレクサ使ったのでしりませんでした。頑張ればオーディオブック代わりに使う事も出来ます。
まあイントネーションや区切りがおかしかったりして頭に入りずらかったりもしますが(笑)
ちょっとだけゲームアプリもある
fireタブレットのOSはアンドロイドではない為、利用できるアプリは少ないですが、パズドラやモンストなどのゲームアプリが少し対応しているようでした。
試しにパズドラをインストールして動かして見ましたが、カクツクことなくサクサク楽しめました。
総評:プライム会員なら1台持っておいて損はなし!
そんなわけでサブ機としてのタブレットとしてみると、スペック・コスパ含めて満点と言わざるを得ません。とにかくコスパが尋常じゃない。
アマゾンプライムを利用している人なら是非導入を検討して欲しい1台になっていると思います。
Fire HD 8に関して、無印とPlusどっちがいいかですが、個人的にはPlusで充電スタンドと一緒に購入することを強くおすすめします。やっぱ充電コードを差す手間が必要ないのはとても手軽で便利ですので。なによりEcho Show代わりに1台2役で使えるのがいい。
皆さんもこの機会にFire HD 8 Plusで、Fireタブレットデビューしてみてはいかがでしょうか?それではまた。
個人的評価(5段階):星5つ(満点)
※コメントは記事公開から2週間の間のみ受け付けています