【レビュー】G304は無線ゲーミングマウスの入門に最適【ロジクールG】

PC・周辺機器
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どうもぐみんです。

先日、ワイヤレスゲーミングヘッドセット、G733が発表されましたが、それに合わせて過去に発売された製品にも新色が追加されました。その中には、現在私が使っているマウスもありました。

G733と同じ低遅延技術「LIGHT SPEED」を採用した、電池式ワイヤレスマウス「G304」。このマウス、発売当初からずっと使っていて、レビューしようと思いつつも、ずっと先延ばしにしてました。しかし新色が出るということで、いい機会なので今回はちゃんとレビューしてみます。

実際とても使いやすいマウスなので、ぜひ購入の参考にしてみてください。

外観チェック

では実際にマウス自体を見て行きましょう。

購入したカラーは黒です。元々は黒と白の2色展開でしたが、青とライラックという薄いパープル色が追加され、計4色になりました。

G304のデザインは左右対称のマウスで、見た目がとてもスマートです。マウスの左側には、サイドボタンが2つ搭載されています。

ちなみにロジクールGのマウスにはGのロゴマークがあるのですが、使い込みすぎた為、Gの文字が薄くなって見えなくなっちゃってます(笑)

一応肉眼ではまだうっすらと見えるのですが、カメラ越しだとまず見えないですね。もう2年使ったら完全に見えなくなりそうです。

マウスのカバーは爪で引っかけてるタイプなので、下にスライドするだけで簡単に外すことが出来ます。使用してるときはしっかり固定されているので、勝手に外れる事はありません。

中には単3電池を入れるスペースと、マウス用のレシーバーが格納できるスペースがあります。これはレシーバーを入れてる状態です。マウス内にレシーバーを収納できるのは、持ち運びに便利でよりですね。

電池を入れるとこんな感じ。写真のは元々付属してた電池ではないです。今度はレシーバーを抜いてサイズを確認してみましょう。

うん普通に小さい。他のワイヤレスレシーバーのマウスと変わらないサイズ感です。ノートパソコンで使用する場合も邪魔にならなくて良いですね。

ちなみにこの前買ったロジクールGのワイヤレスヘッドセットPRO X WIRELESSのレシーバーと比べるとこんな感じです。


うんPRO X WIRELESSのレシーバーでかい。

比較的こぶりですが、被せ持ちで使う事が可能です。

G304の良い点・悪い点

ここからはG304を使っていて思った事を書いていきます。

コスパが高い

まず言えるのが、LIGHT SPEED対応製品の中でとにかく安いということ。公式サイトでの定価は、5610円とちょっと高めに感じるかもですが、ネットショップでの実売は、5000円を切ってることが多いです。

LIGHT SPEED対応製品の中では最安値クラスなので、かなり手軽にゲーミングワイヤレスを体験することが出来ます

仮にも信頼性の高い低遅延ゲーミングマウスであることを考えると、この値段はかなりコスパが高いと言わざるを得ません。

個人的にはノートパソコン用にもう一台買おうかと思ってしまうほどです。

LIGHT SPEEDの安定感と安心感

もう私もこのマウスを使って2年くらいになりますが、一度も接続が途切れたり、かくついたり等の不安定な状態を体験した事がありません

この安心感があるからこそ、もう一台欲しくなったり、仮に故障したとしても同じLIGHT SPEED製品を買う自信があります。

現在キーボードは普通の安物を使っていますが、こちらは何度も通信が不安定になって結構ストレス溜まってます。やっぱキーボードやマウスの安定感ってすごく大事です。

小ぶりでワイヤレスの中では軽め、高く持ち上げる使い方は向かない。

電池式の為、単3電池の重さがそのままマウスの重量に乗る為、ワイヤードやバッテリー式と比べると、ちょっと重くなります。実測値で電池なしで73g、電池込みで101gの重さがありました。

このデメリットが受け入れられるかどうかで、このマウスの評価が大きく分かれると思います。ちなみにワイヤレスマウスで100g程度はかなり軽い部類に入ります。

今まで有線の軽量マウスを使ってた人なら、最初の頃は持ち上げる時にマウスを落っことしそうになると思います。FPSで激しくマウスを動かしたりする人にはあまり向かないかもしれません。そういう人は素直に有線タイプを買いましょう。

代わりに、コードがないのと比較的小ぶりなおかげで、重さの割に取り回しそのものにはあまり苦労はしません。また、使っていくうちにだんだんと慣れていきます。自分も今ではG304に最適な持ち方・動かし方になり、楽に使えてます。

G304を持ち上げる時は、手首を支点にして僅かに持ち上げるように使うとスムーズに使う事が出来ます。

マウスを持ち上げた時のグリップ感は悪くないので、落としそうな感覚を感じても、実際に落とすことはほとんどないです。ちなみに同じ電池式のワイヤレスマウスにG603があるのですが、こちらはマウスのサイド部分の素材が滑りやすいものになっており、実際持ち上げた時に結構落としやすかったです。そんな理由でこちらはあまりお勧めできません。G304より高いしね。

クリック感やマウスホイール

左右クリック感は良好です。個人的にはとても好きな押し心地で、クリック音も少し高めのカチカチって子気味良い音が響いて、使っていて気持ちいいです。

マウスホイールは、やや重めのスクロール感で、硬めな代わりにぴたっとスクロールが止まってくれて行き過ぎる事がないです。2年も使ってたおかげか、最近はちょっとスクロール感が軽くなったような気がします。気のせいでした。普通に重かったです。

仕事などで縦に長くスクロールする必要がある方は、かなり疲れやすいかもしれません。自分もブログで長文を書くときに、上まで戻りたいときは、かなりホイールを回さなきゃいけないのでちょっと面倒だと感じます。ゲームやネットサーフィン中にホイールを使う分には気にならないです。

マウスホイールはちょっと汚れやすく、汚れが溜まると結構重くなります。と思えば急に軽くなったりします。ホイールの重さはあまり安定感がありません。マウスホイールを使う頻度が高い人には向いてないです。このマウスの一番残念なポイントですね。

サイドボタンは最初は慣れが必要だが使いやすい

サイドボタンがかなり小さめなので、今まで大きめのデザインのサイドボタンを使っていた人からすると、かなり違和感を感じると思います。

最初のうちはボタンを押したというクリック感が足りないような気がするんですよね。でもそれも最初だけで、こちらも使っているうちに慣れてきます。親指のサイドにピッタリフィットして、今では使いやすいと感じるほどです。

サイドボタンが小さいおかげで、僅かに親指を動かすだけで、2個のサイドボタンを操作出来ます。

電池式で交換が楽

バッテリー式ではなく電池式な為、電池が切れたときも予備があればすぐ交換出来て、ワイヤレスでの使用を継続することができます。

これはバッテリー式にはない大きなメリットです。もしバッテリー式で電池が切れてしまった場合、充電コードを差しながら使用することになるため、ワイヤレスの利点が一時的になくなってしまいます。そうなるともう繋いだまま(有線)でよくね?みたいな気持ちが湧いてきます。

キーボードとマウスに限っては、コードを差したり抜いたりする手間がない電池式の方が、個人的には好きです。充電式ならせめてType-Cは必須だと思ってますしね。

電池は使い捨てではなく、充電して繰り返し使えるタイプを使用するのがおすすめです。私はパナソニックのエボルタを使ってます。これの黒いタイプが普通のタイプに比べて容量が大きので、マウスの電池交換の頻度が減って良いかもしれません。

パナソニック 充電式エボルタ 充電器セット 単4形充電池 4本付き スタンダードモデル K-KJ53MLE04
パナソニック(Panasonic)

Bluetoothには非対応

LIGHT SPEED対応製品は、基本的にBluetoothには対応してない製品が多いです。G304もBluetoothには非対応です。タブレットなどにBluetoothで繋ぎたいって人は注意しましょう。

ノートパソコンで使用する時に、USBポートを圧迫したくない人にも向いてないですね。私はこのマウス結構気に入ってるので、1ポート犠牲にしてもいいと思ってます。というより一般的に、Bluetoothによる接続って安定しないので、普通のマウス使うときも付属のレシーバーを使った方が良いと思います。

総評:ゲーム用だけでなく、普段使いのワイヤレスマウスとしてもおすすめ!

とにかくコスパがよく、コンパクトで取り回しがしやすい為、ゲーミングワイヤレスマウスのデビューにおすすめできる製品になってます。

価格のおかげで、LIGHT SPEEDの低遅延をお試し感覚で使ってみるのにも適しています。ホイールの重さ以外は、ゲーミング用としてだけではなく、普段ゲームをしない方も導入しても良いくらいの良マウスだと個人的には思います。

実際私もこのマウス気に入りすぎて、もう1台欲しくなったり、使い込みすぎて、Gのロゴマーク消えかかってるほどですからね(笑)

皆さんもG304で是非低遅延ワイヤレスマウスを体験してみてはいかがでしょうか?それではまた。

個人的評価(5段階):星4つ

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